
人生において対人関係の悩みって切っても切り離せない問題ですよね。
僕もコミュニケーションに苦手意識があって、学校・部活・会社など、様々なコミュニティの中での立ち回りに大変苦労しています。
今回の記事は「心理学のすすめ」と題して、僕と同じように、対人関係・コミュニケーションで悩んでいる、苦労している人に、悩んでいる僕が勉強して良かった、知っておいて良かった、簡単な心理学をお伝えできればと思います。
目次
心理学ってなに

まず初めに、心理学とはどんな学問なのかについて、簡単に解説します。
心理学とは、笑ったり、泣いたり、怒ったり、悩んだり等、人の心の働きや仕組みを解明しようという学問です。
同じ経験をしても、人によって笑ったり、あるいは怒ったり、人の心って複雑ですよね。
その複雑な人の心の働きを少しでも解明していこうという学問が心理学です。
さらに心理学は大きく分けると次の2つの分野に分けることが出来ます。
基礎心理学。
基礎心理学は、実験によって人の心の働きの法則を科学的に導き出そうというものです。
(実験心理学、認知心理学など)
応用心理学。
応用心理学は、基礎心理学によって導き出された法則を、現実の問題に当てはめて活用していくというものです。(臨床心理学、犯罪心理学など)
心理学を非常に簡単にまとめると、以上のようになります。
知っておきたい心理学
ここからはコミュニケーション素人の私が、コミュニケーションが苦手なあなたにお伝えしたい、知って得する心理学をお伝えします。
初頭効果
初頭効果とは周囲の人に与えた第一印象が、その後もずっと多大な影響をあたえてしまうことを言います。
例えばあなたが仕事で何か失敗してしまったとします。
第一印象が良いと
上司「まぁたまにはそんなこともあるよな。次からは気をつけろよ」
第一印象が悪いと
上司「普段から集中力が足りてないからだ。もっと気を引き締めろ」
といった具合になってしまう。
これが初頭効果です。
同じミスでこんなに結果が違うなんて怖いですよね。
対人関係において第一印象ってとても大切なんです。
人が他人に与える印象について非常に有名な法則に、メラビアンの法則というものがあります。
メラビアンの法則とは
人の行動が他人に及ぼす影響を、言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%であると、実験によって導き出したものです。
聞いたことがある人もたくさんいると思います。
僕も、就職活動の就活セミナーや、会社の研修などでよく耳にしました。
簡単にいうと「人は見た目が9割」なんて言われたりもしている元になった実験です。
実際の実験はそんな単純な話ではないらしいですが、僕の経験からしても、やっぱり見た目が他人に与える影響は大きいと思います。
なので、身だしなみを整え清潔感のある格好、背筋を伸ばし、ハキハキとした声で、笑顔で話す。
基本的な事ですが、やっぱり基本が一番効果があります。
僕が特に意識していることを1つ挙げるとするなら、「ハキハキとした声で」の部分です。
僕は自分に自信がないときはどうしても声が小さく、語尾まではっきりと喋れないという傾向があります。
なので、自信が無いときこそ、はっきりと堂々と喋ることを意識しています。
根拠の無い自信を持って堂々と喋っていれば案外何とかなるものだというのが僕の印象です。(笑)
これはあくまで僕の場合なので、人それぞれに自分はどんなタイプなのか考える必要があります。
最後に
今回は初頭効果をお伝えしました。
第一印象はとても大切です。
初頭効果というものがあるということを意識して、対人関係・コミュニケーションを楽しめるようになりましょう。
PS
初頭効果を調べていると新近効果という言葉も出てくるかもしれません。
親近効果とは別れ際の印象が強く残るというものです。
第一印象が上手くいったからと言って気を抜かないようにしましょう。
人とコミュニケーションを取るときは最初も最後も肝心です。
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